トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「シンオウリーグ三回戦!シンジ対ジュン!!」
あらすじ §
ジュンは、シンジと対戦しストレートで敗北します。
感想 §
ポケモンコンテストのグランドフェスティバルでもそうですが、主人公であるサトシもヒカリも出ていない対戦を丁寧に描くということが行われます。だから、あまり強いとはいえないジュンと、シンジの対戦が主テーマになってエピソードが成立します。そこであるのは、常に自負心の塊のようなジュンが実は思ったほど強くないことも実感として分かってしまう話です。それでも心が折れないでシンジと会話できるところが良いわけだし、シンジの方もジュンとの再バトルを拒否しません。これもまた、シンジの心の成長ということでしょう。だからこそ、やはり話としていいわけですね。ジュンタイプの自己評価がやけに肥大したタイプへの優しい視線がそこにあります。世の中、特にネットの世界は「賢いつもりも僕」つまり、ジュンタイプで満ちあふれています。彼らは自分が自負しているほどではないことを最後まで認めようとしませんが、結果は冷徹です。それを乗り越えるのが進歩であり、そういう部分を描いているのがいいところですね。
今回の一言 §
そういう意味ではロケット団も与えられた逆境を乗り越えて前進しています。そこもまた見所ですね。